ロボットアイデアチャレンジ2009 - 中学生ものづくり知的財産報告書 September 27, 2009
September 27, 2009
ロボットアイデアチャレンジ2009 - 中学生ものづくり知的財産報告書
特許庁主催、日刊工業新聞社共催による、ロボットアイデアチャレンジ2009 - 中学生ものづくり知的財産報告書・・・の募集が開始されている。中学校の「技術・家庭」教科や部活動等で考えたロボットやロボットに関係する技術のアイデアを報告書にまとめて応募してもらうというコンテストで、知的財産を尊重することの大切さを知るきっかけづくり、自分のアイデアを報告書にまとめる「言語活動」を促す、ということを期待している。
この「言語活動」は、文科省が力を入れているポイントだそうで、アイデアが生まれても、適切な言語で表現されない限り、他人に伝わらないし、適切な保護もできない。特許明細書はその「言語活動」の究極の成果として例示できますが、今回のイベントは、その超入門編を中学生にも体験してもらうことになる。2007年度から開始されたこのイベント。多くの中学生が知的財産報告書の作成に挑戦していますが、とてもすばらしい成果を上げています。
今日は、そのイベントの一環として、北海道の旭川に来ている。信州大学教育学部の村松浩幸先生ととも講師として、中学校の先生方を対象として、アイデアチャレンジでの取り組み方を研修してもらう研修会のためだ。目的・構成・効果分析による発明把握手法をワークショップ形式で体験してもらい、中学生への指導に使ってもらう。
中学生の段階から、知的財産権について学んでもらうというのは、とてもすばらしいことですね。今年も多くの学校からの応募を期待しています。